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「Dragon fly in Heaven」
(邦題:ごくらくとんぼ)
MATTHEW PITTS
2007.9.4 on sale
LDCD-50037
2,520yen (tax in)
全10曲収録
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本作はマシュー曰く「ライバルはデフテック」と言い切るほどポップな出来上がりだ。
デフテックがハワイなら俺、ジャパニーズオージー。笑いの中に「ワビサビ」情緒溢れる何かを感じる。かつては宮崎都城ケーブルテレビで司会を務めただけあり日本語には長けている。しかも日本語のニュアンスを良く理解している。10年以上日本に住み文化や習慣を身をもって体験している証左である。
「もちつもたれつ」の詩の中に「許したら謝ったら、もとつもたれつ、笑っていいんじゃない」平和に理屈もへったくれもない。そこには日本人本来が持つ「国家の品格」を感じる。それだけに外国人からのメッセージはマジに響く。
「ライド」はマシュー自身の生い立ちを歌っている。シドニーのモナヴェールロードをヒッチハイクで海に向かい、サーフィンをして17歳でゴールドコーストのクーランガッタに単身サーフィン修行に行きラビット(元世界チャンピョン)に出会いプロの道を進む。その間の出来事や永遠に変わらないライド、サーフィンの尊さを歌う。
タイトルナンバーの「ごくらくとんぼ」はマシュー自身の事、一年中夏を追い求めるライフスタイルを確立したマシューならではの自然体から生まれた夕日が似合うバラード。歌詞の一部は2007年1月シドニー・ノースナラビーンで開催されたワールドジュニアプロでマシューがコーチをする林ケント(日本代表の選手17歳)がキャラバンパークで即効で歌ったものをベースにしている。若いサーファーに混じってマシューのサウンドは純化しているくようだ。歌詞に登場する蜂の巣は湘南サーファーが集う友達の家、日本好きのマシュー、その理由がマシューの人柄、日本人が受け入れる外国人である。オーストラリア人での英国系人種の一部には騎士道精神が染み付き、それは日本の武士道精神にも通じる道徳とかモラルがあるだろう。
「アイムインラブ」はちょっと洒落た感じのミディムテンポ、ギターにマイク・マカーシーが参加している。後半のギターソロはイブシギンの響き、テイクワンOK、プロデューサーのDC、マシュー共に開いた口が塞がらなかったマイクのドブロギターの音色はアルバムの聴き所を作っている。ラストはマシューなりにかっこ良かった70年代をイメージしている。
マシューの音楽家として勝負する本作は、日本人が忘れかけている大切な日本を伝えている。
9月1日、福岡サンセットライブを皮切りに全国ツアー開始。
最新スケジュールは www.ldandk.com www.ozartsurf 参照下さい
ライブ日程
| 9/1(土) |
福岡 サンセットライブ |
| 9/2(日) |
沖縄セントラル |
| 9/3(月) |
大阪シャングリラ |
| 9/9(日) |
横浜サムズアップ周年(with KEISON他) |
| 9月5日〜9日 |
ASPコンテスト福島 |
9月15日〜7日 |
ASPコンテスト福島 |
10月3日〜8日 |
ASPコンテスト宮崎 |
10月 |
宮崎 鹿児島ツアー |
マシュー・ピッツは1年の半分を日本、残りをオーストラリアで過す、そんなごくらくとんぼのような日々を送るマシューのニューアルバムがシドニーで完成した。
ちなみに、平仮名で書く理由は、元々は「極楽とんぼ」だったが、同名コメディアンが未成年者との淫行罪で逮捕された挙げ句にバリ島でサーフィンした事が発覚して芸能追放となったばかり、レコード会社や周りから、せめては平仮名表記なら…まあそれも悪くないと今に至りました。
ともかく淫行罪で逮捕されたコメディアンと混合されては一大事、「ごらくらくとんぼ」となった次第です。
元々マシューは何者かと言うとシドニー出身のプロサーファーで現在はコンテストシーンから引退しているが世界最高峰プロのステージWCT2007年7月現在トップのミック・ファニングをして「マシュー、上手いじゃん」と言わせるくらい波乗りが上手い。
1986年から4年間、WCT(世界プロサーフィンサーキットトップ45)参戦、南アフリカ5位、シドニー3位、ブラジル9位等、世界的に名の知れたプロサーファーだった。
91年から日本にベースを移し日本国内のプロサーキットに初の外国人として参戦。
95年と99年の2回今だに日本のプロサーフィンサーキットで年間優勝を果した唯一人の外国人サーファーである。
2000年からは宮崎県都城の有線テレビ局の番組でリポートを3年間務め、モンゴル等に取材へ行く。
現在メインの仕事はワールドプロサーフィンASPの役、海外からのサーフィンチームをコーディネートと実はしっかり働いている。
だが基本はごくらくとんぼだ。
2004年にはサーフィン系出版社エイ出版のNALUの援助でCDデビューを果した。
KEISONの誘いで(マシューのお願い)全国で演奏する機会を得た。
シンガーソングライターとして多くの異なるステージで演奏することで短期間に実力を付けた。
2006年10月、湘南のサーフィン発信基地ビーチカルチャーからの依頼でシドニーでのレコーディングがスタート。
プロデュースはDC。ボウ・ヤングのプロデューサーでギターリストとして日本へは3度来ているオーストラリアでは知られる実力派プロデューサーでマンリーのローカルサーファーである。
自己を押し付けるタイプではなくプロデュースされるが側の才能を自由に導くタイプ、従って予定の2ヶ月を経ても完成には至らない。
予定は延期され2007年ゴールデンウィークを目指して結局、7月発売も後一歩で逃して、やっと9月4日に発売される。まさにオージースタイル、良く言えば「機は熟した」 このアルバム制作に関わる全ての人は、ごくらくとんぼ状態のようだ。
ところで、近年ジャック・ジョンソンから始まったサーフミュージックだけれど、マシューはジャック、特にデフテックを意識している。自分で言うから間違いない。
プロデューサーのDCはマシューのサウンドを「サーフポップ」とカテゴライズする。実に下世話な響きだがマシュー自身がポップだからしょうがない。
でもハワイのパイプラインに大きな波が立った2月、ケリー・スレーター等と一番良い波に乗っていたから凄い。
サーフィンへの情熱と同様、音楽に導かれてマシューは、「Only Surfer knows the Feeling」サーファーだけが知っている感覚、を音楽と自分のサーフィンで世間一般の人達に伝える。海からのメッセンジャー、ピュアーな伝道師である。
誰からも好かれる人物、キャラだからでPOP、なのだろう。
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